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家出少女 身体がトロトロに融ける
骨までとろけるような甘美な刺激が身体中に広がっていく。
  「駄目!だめぇ。あぁ…イキます。いっちゃいます。」
  「はぁ…。我慢できません。いっ…イクうぅ…。」
今迄経験した事がない、途方もない快感の波が押し寄せる。身体が痙攣し、目の前がまっ
白くなっていた。
第7話

ふっと目が覚める。寝返りをうった瞬間、身体が軋んだ。
「痛い!」
時計を見ると既に13時を回っていた。15時間以上も眠りこんでいた。
「身体中が痛い…。そっかぁ…昨日の事は、夢じゃないんだ。」
「シャワー浴びなきゃ。汗、かいちゃった。」
身体中に倦怠感が広がっている。結局、昨日はあれから何度も絶頂まで押しやられた。
ラブホを出てから軽いアルコールと夕食を共にした。
ごく普通に、さっきまでのことが嘘のような、何事もなかったかのように友達として
いろいろな会話をした。不思議な感覚だった。
今しがたの事が嘘のよう。そう、夢見ごこち。
夢のような出来事だった。彼とかわした会話の内容は殆ど記憶になかった。
どこをどう帰ったのか…。
帰宅し、シャワーを浴び、そのままベッドに直行した。
昨日の事が、走馬灯のように思い出される。散々、彼に嬲られ、辱められた。
けれど…。
けれど、感じていた。恥かしいと思いながらも、抗う事は出来ずに甘受していた。
別れ間際に投げかけられた言葉。
「週末、電話してこいよ。」
二度と会わない。最初で最後。心に誓う。
一方で、絶頂に追いやられた記憶が鮮やかに蘇る。
「あんなに感じた事はなかった……」
素直な気持ちだった。身体がめちゃくちゃ、けだるかった。彼の言葉が思い出される。
私の心を掻き乱す。
「玲子。イキたかったら言えよ。玲子は貴方の奴隷になりますって。」
「誓えよ。イカせて貰う為には何でもする奴隷になります。嵌めて下さいってお願い
しろ。」
「ほらぁ、腰を使えよ。嵌めたいんだろ。自分で腰を振るんだよ。」
「雌犬には、腰振りはお似合いだろ?」
次々と投げかけられた言葉の数々。思い出すだけで顔から火が出そうになる。
「二度と彼とは会わない。電話もしない。」
心に誓った。
月曜日。身体中の軋みは消えてなどいなかった。
[2009/07/08 11:45 ] | 未分類
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